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電験一種 R5年 法規 問3

次の文章は,「電気設備技術基準の解釈」に基づく,電動機の過負荷保護装置の施設に関する記述である。文中の(0)に当てはまる最も適切なものを解答群の中から選べ。

屋内に施設する電動機には,電動機が焼損するおそれがある過電流を生じた場合に自動的にこれを阻止し,又はこれを(1)する装置を設けること。ただし,次のいずれかに該当する場合はこの限りでない。

a) 電動機を運転中,(2),取扱者が監視できる位置に施設する場合

b) 電動機の構造上又は負荷の性質上,その電動機の(3)に当該電動機を焼損する過電流を生じるおそれがない場合

c) 電動機が(4)のものであって,その電源側電路に施設する過電流遮断器の定格電流が15 A(配線用遮断器にあっては,20 A)以下の場合

d) 電動機の出力が(5)kW 以下の場合

(イ) 接地線 (ロ) (ハ) 1
(ニ)(2) 常時 (ホ)(4) 単相 (ヘ) 必要に応じ
(ト) 10 (チ)(3) 巻線 (リ)(1) 警報
(ヌ) 低圧 (ル) 消火 (ヲ)(5) 0.2
(ワ) 冷却 (カ) 三相 (ヨ) 随時

出典:令和5年度第一種電気主任技術者法規科目A問題問3

解説

電気設備の技術基準の解釈の条文そのままの問題です。

電気設備の技術基準の解釈 第5章 第1節 第153条 電動機の過負荷保護装置の施設

屋内に施設する電動機には、電動機が焼損するおそれがある過電流を生じた場合に自動的にこれを阻止し、又はこれを警報する装置を設けること。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合はこの限りでない。
一 電動機を運転中、常時、取扱者が監視できる位置に施設する場合
二 電動機の構造上又は負荷の性質上、その電動機の巻線に当該電動機を焼損する過電流を生じるおそれがない場合
三 電動機が単相のものであって、その電源側電路に施設する過電流遮断器の定格電流が15A(配線用遮断器にあっては、20A)以下の場合
四 電動機の出力が0.2kW以下の場合

  • (1)リ 警報
  • (2)ニ 常時
  • (3)チ 巻線
  • (4)ホ 単相
  • (5)ヲ 0.2